自分のエサを差し出す心境
「借金で首がまわらない」のは、頸椎7番の周辺の筋肉 が固くなるからだ ― ここまでは以前から気が 付いていました。そして自分の体験や人の体で確かめ、 外国人も同様であることも実感してきました。、
問題はその先です。ではどうして頸椎7番に借金のしこりができるのか。このことをずーっと考え続けてきま したが、最近やっと結論らしきところまで到達しました。
即ち、人間にとってのお金の問題は動物にとってはエサの問題です。動物のエサのやりとりと人間のお金のやりくりは共通の精神構造の上に成り立っているのではないかと考えたのです。
例えば、ライオンがシマウマを倒して喰いついてい るとしましょう。おこぼれを頂戴しようとハイエナ達 がまわりを囲んでいます。この時のハイエナの姿勢を 見ていますと、ジッと立ち止まって、首を下げもせず上げもせず、中位で固定しています。
その目付きや口元やノドの動きを見ますと、ハイエナはどうやら固唾を飲 んでいるようです。唾を固く飲み込むには、自分でやってみればすぐにわかることですが、首の付け 根を固定しないとできません。つまり、固唾を飲む前提になる筋緊張が頸椎7番の固定と考えられます。
ところでハイエナは、ライオンがむさぼり喰いついているシマウマの肉を、ライオンのものだと思っているでしょうか。ライオンが倒したエサであるにもかかわらず、 ハイエナは自分のものだと考えているでしょう。だから自分のエサを仕方ないから、 今はライオンに差し出しているのだという心境ではないでしょうか。
私の体験で言えば、小学生の頃、通学の途中に柿が実っていまして、人の庭先の
柿であるにもかかわらず、ある枝の何番目の柿は自分のものであると勝手に決め 毎日大きくなるのを楽しみにして、とうとう失敬した記憶があります。その時は人のものだとは全く考えてなかったと思います。
さて、人間にとっての借金の問題を重ねてみましょう。借りたお金そのものにス トレスを感じているのではありません。借金の悩みとは、返さなければならないという義務感の重圧や返せないかもしれないという不安感から起こるものです。
そして自分が稼いだ金を貸方へ差し出さなければならないという焦燥感が、頸椎7番を固定するという本能とつながっているのだと考えました。
目のしこり取り
1 頸椎1番の両脇、即ち頭蓋骨の下端にあるくぼみ が目のしこりの出る位置です。ここに豆粒のよう な固まりがあれば、目は相当に疲れています。
2 中指もしくは人指し指を目のしこりに軽く当て揺すります。
3 ウケテは「アー」と小さな声を出して下さい。
4 自分で軽くたたいてみるのもいいでしょう。
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