高松ボディートークの会では、一日セミナーの午前中は指導者コースになっています。お互いに体ほぐしをしながら増田先生からボディートークの理論を学びます。理論というと難しそうですが、増田先生のお話はいきるということ、命のあり方ということに対して本質を示して下さるので、毎回興味は尽きません。高松の会の会場は少し山を登ったあたりにあるので、空気がきれいで景色も良く気持ちのいいところです。先生のお話をきき、体をほぐし身も心もリフレッシュしてまた日常にかえります。月に一度のセミナーをみんなとても楽しみにしています。
現在高松の会では公開セミナーを行っていないので、初めて来られた方も指導者コースに入って受講して頂いています。先生のお話は、どんな方にも何かしら得るものがあり、体ほぐしのときにはベテラン揃いなので十分にほぐしてもらえます。いつもの高松の会のメンバーにとっても初心にかえって体ほぐしや自然体運動に取り組むことが出来て、一段と楽しい時間になります。
午後からは、表現活動のプログラムです。自然発声法を学び、歌ったり、朗読したりします。楽譜に潜むうねりや、歌詞の中にある季節や色、匂いや思い。文章の登場人物の息遣い、場の情景、一文ごとの流れなど、増田先生が見せて下さった歌や文章のいのちを形にするのが表現だと思っています。それはとても難しいことなのですが、表現をする中で自分の命も膨らませていくことが出来るのです。
月に一度の学びから創りあげてきた発表会を年一回開催しています。「ふんわりコンサート」と称して、今年で七回目を実施することが出来ました。出演者の年齢も様々ですが、歌や朗読に加え子どもたちの踊りも入って内容もにぎやかです。年々、年を重ねるごとに楽しくなっています。また、お越しいただいた皆様との茶話会も楽しみの一つです。新しい方との出会いはやはり新鮮ですてきだなあと思います。今年も「ふんわりコンサート」に向けてみんなでボディートークをゼロから学んでいきたいと思っています。