熊本の会
熊本の会 / あった会
平成14年から16年ボディートーク養成講座として熊本県国保連合会の健康づくり補助事業を活用して、行政の取り組みとして始まりました。その後平成16年から現在まで継続している会です。定例会のほか、デイサービス、中学生陸上部、低学年の忍者体験、ふれあい祭り、妊産婦教室、看護学生体験、老人会、婦人会などいろんな場面でコーナーを設けたり、教室形式で学ぶ場を設定したりもしています。平成17年ボディートーク「あった会」は増田先生が名付けてくださいました。現在20名足らずの会員ですが、お互いに元気をもらい続けています。
平成21年にはマタニティー子育て全国大会開催、県知事から健康づくり国民会議から団体表彰も受けました。その間、サポート養成講座も2度行い続けてきました。平成22年度からは全国で初めての取り組み「マタニティーボディートーク教室」を行いその後、産後ケアも同時に1年間の教室を行っています。子育てで疲れたお母さんたちを少しでも笑顔で帰ってもらうこと、体ほぐしもですが話し相手で心のケアも必要な人が多くいらっしゃるように思います。
平成28年の熊本地震では会員も被災し、活動できない日が続きましたが、避難所や仮設住宅から要望もあり、サロン仮設ではボランティアを続けて実施しています。住民の健やかな心と体をはぐくんでいく為、ボディートークの体ほぐし、温かい手と息で健やかな人生を創造していく喜びを分かち合っていきたいと思います。
現在1か月に一度先生に来てもらって、まだまだ勉強中です。自分の体を知ることができます。ボディートークは体がおしゃべりするという意味ですが、まず生きていることを実感し笑顔を大切に、一生懸命やりすぎず、自分が気持ちがよいと感じることが大事だと思っています。
二人ほぐしも歌や話をしながら行っています。マタニティー、子育てに参加されるお母さんたちに少しでも一つでもほぐし方を伝えられ、それを通して自分自身を大切にすることをお伝えしたいと思っています。会員たちは元気ですが、それぞれにいろんな体調不良を抱えています。それでも楽しみながらこれからも皆で少しずつ頑張っていきたいと思います。
熊本県宇城市あった会のあゆみ
平成14年
当時、玉名郡岱明町や天草郡市のボディートークの学習に行っていた保健師が上司と相談し松橋町の健康づくりに寄与するため松橋町民対象にボディートークリーダー養成講座を企画。開催にあたっては、熊本県国民健康保険連合会のヘルス事業として補助金などを活用し松橋町が主催することとなりスタートした。行政でも新生児訪問・産婦訪問・介護者の集い・中学生部活等でボディートークを取り入れながら町民にPRしていった。平成16年にマタニティーボディートークを毎週開催。両親学級や介護者の集い、ふれあい祭りで広く町民にPRしていった。ボディートークの会「あった会」発足し、会としての活動が充実していく。
平成17年
松橋町が近隣5町村で合併し、「宇城市」となる。宇城市全体で活動していった。小学校の総合学習の場や他市町村からの依頼もあり、いろいろなところでボディートークができるようになった。平成19年には子育て支援センターからの依頼もあり、リーダーに負担が増えてきたため、サポーターを要請することを企画。3年をかけてリーダーの補助ができるサポーターを育成した。
平成21年
「市町村健康づくり活動推進員等研究大会」にてあった会の活動を報告。熊本県知事から「健康づくり県民会議表彰」を受ける。
平成22年
第2弾のボディートークリーダー養成講座を、宇城市がボディートーク協会に依頼して開催する。毎週のマタニティーボディートークは、リーダー4,5人が交代で担当し年間約700人の妊婦産婦にボディートークを受けてもらい、心と体の安定と、自分で気づいて自分でケアできるよう伝えていっている。子育てや、家庭の人間関係に悩む若いママたちからいろんな話を聞くこともあり、相談にやって来る人もある。(令和元年度は、マタニティーは隔週1回)
年間通して対応している子育て支援センターや高齢者の集まり、学びたいという若いグループからの依頼は延べで40から50回、680人が参加している。
あった会は毎月月例会を開催し、マタニティーの担当の確認と、保育園や区長、高齢者、熊本地震の被災者の仮設住宅等様々なところからの依頼があった出動予定の活動を確認し、分担している。活動の結果は、地区活動として記録し宇城市に提出している。
城石先生のフォロー講座を毎月受けながら、各自日々修練し、互いに励ましながら楽しく活動を続けている。少しでも心と体が楽になる人があるように、また自分の体の調整のためにも、今後も、続けていきたい。熊本ボディートークの会「あった会」では、あなたの参加を待っています。
お気軽にお電話下さい。
世話人 / 沖﨑 090-9726-0131